中国では連日のように抗日ドラマがテレビで放送されており、映画界でも定期的に抗日映画の新作が撮影、上映されている。現在は第2次上海事変(中国名:淞滬会戦)を描いた「八佰(The Eight Hundred)」が中国で上映されており、大きな注目を集めている。

 中国メディアの百家号は3日、中国で映画「八佰」が上映されたことで、多くの中国人は再び「苦難に満ちた抗日戦争」の記憶を新たにしていると主張しつつ、日本と中国では歴史に対する態度が大きく異なっていると主張する記事を掲載した。

 記事は、中国が抗日をテーマにした映画やドラマを上映、放送し続けるのは「国辱を忘れず、歴史を胸に刻みこむためである」と主張。戦争とは残酷なものであり、今日の安定した生活があるのは「戦争で失われた無数の命のおかげ」であるとする一方、こうした中国の歴史に対する態度と日本の態度は大きく異なっているのが現状だと主張した。

 そして、中国メディアが過去に日本の街中で中学生たちに対して「南京大虐殺を知っているか」とインタビューを行ったところ、中学生たちから返ってきた答えは「名前だけは聞いたことがある」、「知っているが詳しくは分からない」といったものだったと伝え、これは日本が教科書で自分たちが行ったことを子どもたちにしっかり教えておらず、事実を「隠している」ことを示すと主張。

 また記事は、日本は中国のように戦争をテーマにしたドラマや映画を撮影し、放送することもないとし、南京大虐殺を詳しく知らない日本の子どもたちは「大人になった時には戦時中の罪を否定することになるかもしれない」と主張。日本は歴史を正視すべきであり、正しい歴史を子どもたちに教えるべきであると主張した。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)