新型コロナウイルスの感染が拡大し始めた頃、日本では全国的なマスクが不足し、ドラッグストアやコンビなどあらゆる店頭からマスクが消えるという事態が起きた。

 新型コロナが拡大するなかでマスクがないという事態を受け、多くの企業がマスク生産に乗り出したおかげで、ようやくマスク不足は解消されつつあるが、なかには単なるマスクではなく、新たな付加価値を持ったマスクも登場している。

 世の中のニーズや商機を見定め、新たな付加価値を持った商品を速やかに市場に投入する日本企業に対し、中国人たちは「その発想力は敬服せざるを得ない」と感じているようだ。

 中国メディアの雨果網はこのほど、日本ではマスク不足に対して「マスクを自作する人がいたり、企業が新たにマスク生産に参入したりする動きが目立った」ことを紹介、なかには「すばらしい発想のもとで生まれたマスク」も数多く存在することを伝え、「日本人の発想力は敬服せざるを得ない」と伝えた。

 記事がまず紹介したのは、「手に持って使う」マスクだ。マスクといえば耳に引っ掛けて使うのが一般的な形だが、このマスクは口元を覆うのが容易であるため、食事の時などに役立つと紹介した。また、翻訳機能や声を文字にする機能などを持ったスマートマスクや、口元を涼しく保つことができる「ファン付き」のマスク、接客業の人向けのヴェール型のマスク、さらには肌に触れた時に冷たく感じる素材で作られたマスクなどが相次いで登場したことを紹介、極めて短期間で多種多様なマスクが相次いで登場したことについて「日本人の発想力は敬服せざるを得ない」と伝えた。

 新型コロナの感染拡大時、中国でもマスク不足が起きたが、中国ではマスクの代用品としてペットボトルを頭からかぶる人や、ミカンなどの果物の皮をマスクにする人、オムツをかぶる人、さらには女性用ナプキンをマスクがわりにする人などが登場した。手元にあるもので代用するという逞しさと発想力は日本人以上と言えるのではないだろうか。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)