中国のポータルサイト・百度に1日、日本のお茶の文化について禅と結合した独特なものであるとする記事が掲載された。

 記事は、中国の茶文化が世界的に有名であると同時に、日本の茶文化も大いに「発言権」を持っていると紹介。日本では、中国同様にお茶が人びとの生活に不可欠なものとなっているとともに、精のうえに精を求める独特な茶道文化も存在すると伝えた。

 そして、もともと日本人がお茶を飲む習慣は古代中国から伝わったものの、日本の茶道が発展するのは中国との文化交流が止まってからのことだったと説明。中国から学んだ茶に関する技術や知識を日本の本土に根差した文化と融合させる形で発展させたことで、「和、静、清、寂」という言葉で形容される、禅と茶が結合した独特の茶道文化が形成されていったのだとしている。

 記事はまた、日本の茶の湯の席では身分の貴賎は関係なく、茶をいただく際にはもてなす側の茶師に畏敬の心を抱きつつ、少しずつゆっくりと味わうことが基本的な作法となっていると紹介。日本の茶道がここまで発展したのはまさに畏敬の心が重んじられてきたことが大きく関係しており、「もし日本人がお茶を俗っぽい飲み物として扱ってきたならば、日本の茶道は発展しなかったし、日本の茶文化が海外に広がることもなかっただろう」との考えを示した。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)