中国は経済的にも政治的にも世界に大きな影響力を持つ国になったが、中国メディアの百家号は8月31日、中国人の多くは国内総生産で日本を超えたことを誇りに感じていると伝えつつ、「現在の日本と中国の国力にはどれだけの差があるのか」と問いかける記事を掲載した。

 記事は、中国の国力は近年向上を続けており、米国に次ぐ経済大国となったことで世界における発言権も拡大を続けていると強調し、中国の国内総生産が日本を抜いて10年が経過したことから、今では日中の国力には「大きな差がついたはずだ」と論じた。

 しかし、中国は世界で最も人口の多い国であり、その人口は日本の11倍以上に達するうえ、日本の25倍以上の面積を持つ中国の国土からは豊富な天然資源が産出すると強調する一方、日本は資源に乏しく、中国と違って「自給自足が不可能な国」だと指摘し、そんな日本が今なお世界第3位の経済力を持つという事実は、日本がそれだけ「強靭」な国力を持つことを示していると論じた。

 さらに、日本の一人当たりGDPは中国を大きく上回っており、国民に質の高い教育を平等に提供していて、国民の民度の高さも広く知られていると指摘。また、米国に次ぐほどの科学技術力を持ち、さまざまな産業で基幹技術を掌握し、世界のサプライチェーンにおいて重要な地位を占めている日本企業が数多く存在することを強調した。

 また、中国の国力は確かに向上したが、それは規模に依存している点は否めないことを指摘し、「日本の国力は質の高さを背景としたものであり、日本には中国が学ぶべき点がまだまだ多く存在する」と強調した。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)