現在、核兵器保有国はNPT批准国の米国、ロシア、英国、フランス、中国のほかに、非批准国のインド、パキスタンが含まれ、北朝鮮やイスラエルも核を保有していると言われる。

 日本は言うまでもなく非核三原則を掲げているが、中国では「日本はその気になれば短期間で核兵器を作れる」という見方がある。中国メディアの百家号は29日、日本に「核兵器を作る能力があることは世界の多くの国が認めている」と主張する記事を掲載した。

 記事によると、日本に核兵器製造の能力があるという点においては大抵の人の意見は一致しているという。問題はどれほどの期間で核兵器を製造できるかという時間の問題で、7日あれば製造できるという意見から、6カ月以内には完成できるという意見まで様々だと伝えた。

 記事によると、核兵器の製造に必要なのは「知識」、「材料」、「技術」の3つで、日本にはこの3つが揃っているという。知識に関しては、核兵器製造の理論そのものは難しくはないので、一般の大学生でも分かると指摘。日本に限らず大抵の国には核兵器を研究開発する機関があるとしている。

 さらに、核兵器の材料を準備できるかどうかが問題になるが、日本は「原子力エネルギー大国」なので、原子力発電所で使い終わった核燃料を資源として再利用できると主張している。技術に関しても、民間の原子力発電所の技術は極めて高く、実験装置も揃っているので、「日本には核兵器製造の条件がすべて整っている」と論じた。

 しかし記事は、周辺には核保有国があり、核兵器の保有にはリスクが伴うために「今はあえて核兵器の製造には手を出していないだけだ」としている。中国としては、日本はその気になればいつでも核兵器を製造できる危険な国だと感じているようだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)