新型コロナウイルスのパンデミックが起きる前は、日本を訪れる外国人旅行者は増加の一途をたどっていた。その大部分は中国人で占められていたが、日本を旅行先として選ぶ理由の1つが「安心して旅行を楽しめる治安の良さ」であったという。

 中国メディアの百家号は28日、英誌エコノミストが発表している「世界の都市安全度ランキング」で東京が3年連続で1位を達成したことを称賛する一方、「同ランキングでの中国の順位については素直に同意しかねる」と不服を示す記事を掲載した。

 記事は、中国人にとって国外旅行は今や特別なことではなくなり、気軽に国外旅行ができるようになったことを紹介。国外を訪れる目的は人それぞれだが、国外の旅行先を選ぶ際には「治安の良さ」が共通点となっていると主張した。

 治安をまず考慮するのは当然のことと言えるが、英誌エコノミストが発表している「世界の都市安全度ランキング」で、「東京は2019年まで3年連続で1位に選ばれた」ことを紹介、そして日本の治安の良さは「訪日経験のある中国人なら誰もが認める事実」であると主張。東京のような大都市であっても治安が維持されていて、夜間であっても安全であるのは凄いことだと説明した。

 しかし、中国人が不服を感じるのは「同ランキングで北京が31位、上海が32位」と大幅に低い順位だったことで、「多くの中国人は認められない結果」であったと主張した。なぜなら、中国では至る所に設置された監視カメラによって人々の動きが検知されているため、無人でも交通違反は直ぐに検挙される。また、監視カメラによって都市部は深夜でも治安が保たれているため、「中国人からすると同ランキングの結果は納得しかねる」と感じられたようだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)