実際に日本に来て、それまで知らなかった日本の一面について知ったとする中国人は多いが、中国メディアの百家号は29日、日本に来て初めて「日本には関東人と関西人というタイプの全く異なる性格を持つ日本人が存在することに気づいた」とする、ある中国人の経験を紹介した。

 記事は、日本人の個性に対する中国人の見解を紹介。この中国人は「日本人であれば誰もが一様に真面目で、礼儀正しく、ルールを遵守するものと思っていた」としながらも、日本滞在中に関東人と関西人では「気質が大きく違っていることに気づいた」とし、中国人の目に映った「関東人と関西人の違い」について説明した。

 まず1つ目は、関東人は誰に対しても友好的な「人格者」であることを望むが、腹が立った時には人をひどく傷つけることもあると説明。一方で関西人には裏表がなく良くも悪くも感情をストレートに表現すると紹介した。2つ目として、関東人は「秩序」を大切にする傾向があり、いつも他人の気持ちを考えて行動すると指摘する一方、関西では地下鉄で大声で話したり席を奪い合う人や、街で信号無視をする青年たちをよく見かけたと紹介。関西では「日本人に対してこれまで抱いていたイメージすべてが刷新された」とした。

 3つ目に、東京に住む日本人の言動からは「上から目線」を感じたのに対して、大阪に住む大部分の日本人は中国人にとても友好的で、まるで兄弟であるかのように意気投合できたと説明。また、関東人は見知らぬ人と会話をしたがらないが、大阪人は赤の他人で見知らぬ人に対しても気兼ねなく会話すると紹介する一方、日本の関東人と関西人のような地域による個性の違いは「実際には中国にも存在し、関東人と関西人が互いのことを悪くいう地域間の偏見は中国にも存在する」と主張した。

 中国の場合、北部の人々は自分の考えをストレートに表現するのに対して、南部の人々は相手の人の気持ちを考慮して婉曲気味に自分の考えを表現する傾向がある。また中国の公用語である「普通語」の発音が正確ではないとして、北部の人が南部の人を馬鹿にするというケースもあるようだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)