盆栽は日本の伝統的な文化のように感じられるが、実はその起源は中国と言われている。「盆景」と呼ばれ2000年以上の歴史があるそうだが、現代中国にはほとんど残っていないと言われる。そんな中国人からすると、日本で独自の発展を遂げた盆栽文化は大変興味深いようだ。中国メディアの網易は27日、日本の盆栽について紹介する記事を掲載した。

 記事はまず、大抵の中国人は盆栽の魅力が分からないと指摘。植物を世話するといっても、若者は電磁波吸収を期待してサボテンをパソコンの横に置くのが関の山で、植物そのものに関心がなく、盆栽を趣味にする高齢者もいるにはいるが、あくまで気軽な趣味に留まり、若者には煙たがれていると伝えた。

 ではなぜ日本ではこれほど盆栽文化が盛んなのだろう。記事は、日本特有の「わびさびの文化」が盆栽にぴったりだったのではないかと分析。また、盆栽協会のように盆栽を芸術の域にまで高めて文化を保存していく団体があるとも紹介している。

 今では、中国や南アジアなどから旅行者が買い求めていくこともあり、価値が高まり高値で取引されていると記事は伝えている。実際、今では「BONSAI」として欧米でも愛好家が増えているといわれており、輸出額も年々増えているようだ。

 少し前まで日本でも盆栽はお年寄りの趣味というイメージだったが、最近では若者にも人気が出てきているようで、日本の盆栽文化は盛んになるに違いない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)