中国のポータルサイト・百度に29日、日本の「お辞儀」作法について紹介する記事が掲載された。

 記事は、お辞儀が日本社会に深く根差した礼儀作法であるとし、その根深さを象徴する事例として、多くの日本人が電話においても見えない相手に対してペコペコとお辞儀をする癖がついていると紹介。「お辞儀は日本の長い歴史の中で培われた、日本人の本質と言うべきだろう」と伝えた。

 そして、外国人にとって日本のお辞儀を習得するのは大変で、どういった場面でどのようなお辞儀をしたらいいか判断するのが難しいものの、ポイントさえ覚えておけば日本社会に入った際にも「絶対に損になることはない」として、「会釈」、「浅礼」、「敬礼」、「最敬礼」、「謝罪」という5種類のお辞儀を紹介している。

 まず、「会釈」については知人友人、会社の同僚などに対してする軽いお辞儀であり、頭を下に15度ほど曲げれば良いとした。次に「浅礼」については座った際に行うお辞儀であり、30度ほど体を屈めたうえで2~3秒静止してから頭を挙げるのが正式なやり方だと伝えた。

 また、「敬礼」は立って行うお辞儀で、その角度は「浅礼」と同じく30度ほどとし、通常は顧客などに対して謝意や歓迎の意を示したり、初対面の人に比較的改まったあいさつをする際にすると説明。「最敬礼」は特に重要な顧客のほか、時として両親や上司などに対して行うもので、体を45度に曲げて3秒ほど静止することで、心からの尊敬を示すとした。

 そして、最後に「謝罪」のお辞儀について言及。頭を70度下げて4秒間保持するもので、企業などが重大なミスを犯した際に良く用いるのがこのお辞儀であるしている。

 記事は、様々な種類のお辞儀がある中で「オフィシャルな場面であるほど、あるいは相手の身分が高いほど深く頭を下げ、長い時間保つようにする」という点さえ理解しておけばとりあえず問題はないと紹介。また、両手を合わせて頭を下げるお辞儀については「今の日本では寺社に参拝する時に行うもの」であり、通常の生活ではあまり見られないと伝えた。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)