中国のポータルサイト・百度に29日、「日本では、簡素という『ぜいたく』が存在する」と題した記事が掲載された。

 記事は、消費社会の第4段階に入っている日本社会では、物質的にも生活面でも「非常にシンプル」なことが追い求められ始めているとし、物の占有や消費競争よりも「いらない物や事柄をバッサリ捨ててシンプルに生きること」こそが本当の「ぜいたく」と認識されつつあるのだと伝えた。

 そして「簡素のぜいたく」はまず家の空間に現れるとし、日本の富裕者の住居は華美な設えを好まず、素朴でシンプルな居住環境が追求されていると紹介。いらない物を整理して捨て、生活の中で大切な物だけを残すようにすることで居住空間はきれいさっぱりとし、これ以上ない快適さを得ることができるのだと説明した。

 また、日本の富裕者はライフスタイルでもシンプルさを追求するようになっており、食事の量を抑える、頻繁に体を動かすという健康的な習慣も大切にしていると伝えたほか、人付き合いでも簡素化の傾向が見られるとし、意義のない会食などを拒み、より多くの時間を自分にとって大切な人の為に用いることを心掛けることで、人生がより質感の高い者になるのだとしている。

 記事はその上で「日常生活において、物に対する追求にしろ、生活に対する追求にしろ、自分が欲しいものをはっきりと認識することさえできれば、シンプルながらも美しい日々を過ごすことができるのだ」と伝えた。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)