中国のポータルサイト・百度に29日、バルセロナからの退団が取り沙汰されているアルゼンチン代表FWのメッシ選手について、中国のスポーツ解説者が「日本に行ってキャリアを終えるかもしれない」と発言したところ、中国のサポーターから反発を受けたとする記事が掲載された。

 記事は、メッシ選手がバルセロナを離れるかもしれないという情報は世界のサッカー界を揺るがしたとし、これまでメッシ選手とバルセロナは蜜月状態と思われてきた中で、その関係が今や氷点下にまで冷え込んでいることは多くのサポーターの想像外だったと伝えた。

 そして、本人はまだ正式にクラブを離れる発表をしていないにもかかわらず、各国のサッカー評論家からは移籍先に関する様々な見解、予測が示されており、中国の有名なサッカー解説者たちもその輪の中に加わっているとした。

 一方で、中国の解説者による見立ての多くが中国のサポータから反発を受けている伝え、ベテラン解説者の張路氏が「メッシがいないバルサはいい方向に進むかもしれないが、メッシはそうとは限らない。技術はいいが、フィジカル面に大きな問題を抱えている今のメッシでは、どの強豪クラブにも居場所はない」といった見方を示したところ、中国のサポーターからすぐさま専門的なデータを持ち出して張氏の見解を否定し「張氏はサポーターから大いに笑われることになった」と伝えている。

 また、別の著名解説者・黄健翔氏もSNS上でメッシ選手の去就について「自分がメッシなら、がまんしてバルサにもう1年いるだろう。1年経って巨額の移籍費用から解放されたら、行きたいところに行く。欧州のピッチを離れ、日本または西アジアでキャリアの終わりを迎えるという選択もある。そうすればこれ以上欧州の主要リーグで自分を打ち負かすチャンスを他人に与えずに済み、レジェンドとしての姿だけが残るからだ」との考えを示したところ、「メッシはまだキャリアを終える旅に出たりはしない」との反論が見られたとした。

 その上で「サポーターはメッシが早々に引退を選択することはあり得ないと信じている。彼のレジェンドとしての歩みはいまだ止まっていないのに、今中国国内サッカー界の著名な人物がたびたびこのような素人じみた言論を発表するというのは、些か恥ずかしい」と評している。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)