日本で生活する外国人は年々増加していて、2019年末時点で過去最高となる293万3137人の外国人が日本で生活していた。国籍・地域別で見ると中国、韓国、ベトナム、フィリピンなどの出身者が多く、同じ国の出身者たちは同じ地域に集住するケースが多い。

 また、中国の経済発展とともに中国で暮らす外国人も増加していて、同じ国の出身者たちが同じ地域に集住するケースは中国でも見られるようだ。中国メディアの百家号はこのほど、中国で外国人が集住している都市を紹介する記事を掲載した。

 記事はまず、中国が世界経済に与える影響が大きくなるにつれて、多くの外国人が中国で生活するようになってきていると紹介。そして興味深いことに、出身国によって集住する都市には大きな違いがあり、アフリカ出身者は広東省広州市に集住し、ベトナム人はベトナムに近い雲南省に集住していると紹介。そして、日本人は上海に集住する傾向があることを強調した。

 続けて、上海は日本から近く、行き来するのに便利なだけでなく、中国人からしても上海という都市は精緻な大都市というイメージがあって、どこか日本と似ているように感じられると主張。それゆえ上海には至る所で日本食レストランを目にするほど、多くの日本人が住み着いているのではないかと論じた。

 また、上海料理は味付けが薄めであるなど、食文化も日本に近く、上海人はルールを守るなど中国人のなかでも民度はかなり高いと強調。上海人は公共の場でケンカをすることも少ないとし、こうした点も日本人と似ていて、日本人からすれば上海は暮らしやすい都市なのだろうと指摘し、これが日本人が上海に集住する理由ではないかと主張した。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)