新型コロナウイルス感染症の世界的なパンデミックの影響から、中国人を含め日本を訪れる外国人が激減しているが、コロナ前は日本を訪れる中国人観光客は年間1000万人に迫る勢いで急増していたのは事実だ。

 一方、中国を訪れる日本人の多くはビジネス目的であり、訪日中国人のように訪中する日本人が年々増加するようなことがなかったのはなぜだろうか。中国メディアの百家号はこのほど、日本人が中国を訪れたがらないのはなぜなのかと問いかける記事を掲載した。

 記事はまず、日本を訪れる中国人は非常に多く、新型コロナのパンデミック前は毎年右肩上がりで訪日中国人の数は増加していたと紹介。そして、日本を訪れる中国人が増えていたのは、アニメや漫画を始めとした「日本の文化」が中国に輸出され、中国人が日本文化に魅了されてきたことや、日本人は真面目で細部にまでこだわる性格であるため、「日本で販売されている製品の質が信頼できる」からだと論じた。

 では、中国を訪れる日本人が「右肩上がりで伸びてこなかった」のはなぜなのだろうか。記事は、日本人の中国に対する印象は「空気が汚れていて、環境破壊が進んでいる」、「偽札が多く出回っていて、治安が悪い」、「低品質の粗悪品が流通している」というもので、これでは「日本人が中国を訪れたいと思うはずがない」と強調した。

 続けて、「日本人を含めた外国人に魅力的な中国になるためにはどうすれば良いか」と読者に問いかけ、「環境保護に取り組み、質の高い製品を輸出する」ことが必要であり、同時に「SNSなどを用いて中国の魅力を世界へ向けて発信していく」ことが大切だと主張。また、中国人旅行客は外国を訪れた際のマナーにこれまで以上に注意することで、外国人の中国人に対する印象を改善させる必要があると分析した。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)