中国で「新4大発明」と言われるものの1つに、高速鉄道がある。実際には中国人が発明したわけではないのだが、中国では「再発明した」という名目で高速鉄道が「新4大発明」の範疇に入るようだ。中国メディアの百家号は19日、中国高速鉄道を日本の新幹線と比べて「どちらがすごいのか」を比較する記事を掲載した。

 中国人は自国の高速鉄道を誇りにしているが、日本の新幹線のことも高く評価している。記事は、「中国高速鉄道はすごいが、日本の新幹線もなかなかすごい」と称賛。日本は世界で初めて高速鉄道を実用化させた国であり、国土面積は小さいのに、総延長距離は世界第2位の長さを誇ると指摘した。
 
 では、中国高速鉄道と比べるとどちらがリードしているのだろうか。記事は、日本はこれまで高く評価されてきたものの、英国に輸出された日本製の高速鉄道車両で、営業運転の初日に客室の天井にある空調機器から水が漏れて座席がずぶぬれになったことがあったと指摘。日本の新幹線のイメージをダウンさせたとしている。

 その点、中国高速鉄道は後発ながら意欲的に研究開発に励み、総延長距離だけでなく営業速度でも世界一になり、今では世界各国から頼りにされる存在になっていると自我自賛。将来性があるのは明らかに中国高速鉄道であると主張した。

 単純に「どちらが上か」を競い合うのはナンセンスであるが、中国で高く評価されてきた日本の新幹線を超えたと感じるのが虚栄心をくすぐるのかもしれない。中国人がそれだけ自国の高速鉄道に期待しているということなのだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)