幼い時から教えられて身に付いた習慣のなかには、様々な礼儀作法や所作が含まれるものだ。日本と中国では文化や習慣が異なるゆえに、中国人が日本人の家を訪ねた際には多くの戸惑いを感じても当然と言えるだろう。

 中国メディアの快資訊は15日、日本人の家庭を訪れた中国人は「日本人の潔癖ぶりに恐怖を覚える」と伝える記事を掲載した。

 記事は、中国でも「日本人の衛生意識が非常に高いことが知られている」とし、たとえ訪日経験がなくてもメディアやSNSでの書き込みを通じて「日本人は屋内に入る際に靴を脱ぐ」ことを知っている中国人は少なくないと紹介。中国では一般的に靴を脱ぐ習慣がないため、多くの中国人の率直な感想としては「日本の屋内で靴を脱ぐ習慣」は「潔癖の域に達しており、恐怖すら覚えるほどだ」と主張した。

 さらに、日本は「玄関で靴を脱ぎ、つま先を玄関側に向けて揃えなおす所作」が客人としてごく当たり前のマナーとして存在することを紹介し、こうしたマナーは日本人の家庭を訪れた中国人にとっては非常に難しいと主張。つま先を揃えずに訪問先の家に入ると、訪問相手がそっと靴の向きを入り口に向けなおしてくれることになるが、その意図が解らない中国人は心の中で「早く帰って欲しいということなのか」と訝ってしまうと吐露した。

 さらに、家に上がった後も「履物を履き替えなければならない」と驚き、リビングではスリッパを履いたり、トイレではトイレ用スリッパに履き替えたりすることもあるうえ、和室の場合はスリッパを脱ぐなど、こうした点を間違えると失礼になるというのは「非常に煩わしい習慣だ」と感想を伝えた。

 中国の家には日本のように段差の付いた玄関は無く、客人に「靴のまま気にせずに部屋に入って」と言うのがもてなしの一部となっている。また、悪天候で靴底がひどく汚れている場合は、靴の上に被せる使い捨てのカバーを使うこともあるが、靴を脱ぐ習慣はない。このように屋内で靴を脱ぐかどうかという習慣だけでも日本と中国では大きな違いがあることから、中国人としては「日本人の家を訪れる際は、靴下に穴が空いていないかという点から配慮しなければならず、恐怖を覚える」と伝えている。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)