中国と日本の都市部を比較すると、もはや中国のほうが発展している印象を受けるほどに中国の都市化は進んでいる。ハード面では中国の方が進んでいる部分が多いものの、日本社会の「ソフト面」については「敬服せざるを得ない」と感じる中国人は少なくないようだ。

 中国メディアの百家号は14日、日本人が持つ「小さなことまで疎かにしない厳格さ」が日本社会の原動力となっていてると論じる記事を掲載した。

 記事は、中国人が近年最も心配している問題の1つとして大気と水の「汚染」を挙げ、中国でも環境改善のための様々な努力が行われているものの、大気汚染や水質汚染は今なお深刻なままであることを強調。中国は2013年に北京で大気汚染が深刻化したことでPM2.5が大気汚染の判断基準に採用されたが、日本は中国に比べて環境が良いにもかかわらず、2009年にはPM2.5の環境基準が定められていたことを強調し、「日本を旅行で訪れた中国人が空気の綺麗さに驚く要因はここにある」と論じた。

 また、日本は世界に15カ国ほどしか存在しない「水道水を直接飲める国」の1つであると紹介し、水道水に対する検査項目は企業が販売するミネラルウォーターよりも多いほどだと強調。検査を徹底して行い、ミネラルウォーターと同等の水質を水道水として提供していることも、日本の「小さなことまで疎かにしない厳格さ」を示す事例の1つであると強調した。

 記事は、大気や水の管理はあくまでも一例であることを指摘する一方で、こうした日本の管理は一見すると非常に厳しく、中国人からすると「極端すぎる」ように見えるが、それは裏を返すと「日本人の責任感の表れであり、厳格すぎる基準が生活の安心感や満足感につながっており、日本社会の原動力となっているのだ」と主張した。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)