中国の都市部では幹線道路を中心に深刻な「渋滞」が起きるのはもはや日常茶飯事だ。自動車が増え過ぎたことも渋滞の原因の1つだが、ドライバーの交通マナーの悪さも見逃すことはできない。

 中国の幹線道路は4車線以上あることも珍しくないが、せっかちなドライバーが多いためか、普段から強引な割り込みはよく見られることだ。また、渋滞の時でもお構いなしに割り込むドライバーが多いため、4車線の道路に5ー6台の車が横並びになっているような光景は珍しくない。

 中国メディアの百家号は20日、中国の路上では決して珍しくない「強引な割り込み」は日本ではほとんど見られないと伝え、日本人が割り込みをしない理由について考察した。

 記事は、中国人は車に乗って外出するとしばしば「2種類の不快な出来事に遭遇する」と主張し、1つは「のろのろ運転をはじめとする道路をふさぐ迷惑行為」であり、もう1つは「渋滞が起きつつある時の強引な割り込み」だと強調。こうした迷惑行為は多くのドライバーが日常的に遭遇することだと指摘し、迷惑行為が迷惑行為を呼び、路上は秩序を失っていくのだと論じた。

 中国の場合、「強引な割り込み」は路上だけで見られるものではなく、買い物で会計に並んでいる際、公共交通機関を利用するために並んでいる際にも「割り込み」は見られると強調した。続けて、どんな時も「列に並ぶ」ことで有名な日本では、どれだけ長蛇の列であっても「割り込み」が起きることはなく、路上でも中国で見られるような強引な割り込みはそうそう起きるものではないと指摘、日本と中国の秩序における「差」は一体何なのだと嘆いた。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)