中国メディア・財経新聞週刊網は19日、日本人と中国人の身長に関する比較について紹介する記事を掲載した。

 記事は、日本人と中国人の身長はしばしば比較の対象になってきたとしたうえで、2010年の報道では中国人男性の平均身長が1メートル69センチ、日本人が1メートル70センチとされたと紹介。この報道により多くの人が「中国人は日本人に身長で抜かれた」という認識を持ったとする一方で、中国人のデータが2000年のもので、日本人のデータが2010年のものであることから「そもそも並べて比較することがナンセンスだ」と評した。

 また、その後も「英国の研究団体の調査報告では、中国人の身長が日本人を1センチ上回った」、「中国人男性の平均身長は169.5センチで、日本人は172センチ」などといったデータが出ており、その都度勝った負けたと比較がなされてきたものの、「平均身長のデータは統一が難しい」と指摘。これらのデータから分かるのは、日本人も中国人も男性の平均身長が170センチ前後だということくらいだとしている。

 その上で、日中間の身長の比較よりも注視すべき点として、戦後における日本人の身長の伸びを挙げた。世界的な統計において戦前の日本人男性の平均身長は155センチとされており、現在までに平均身長が15センチも伸びたことになると指摘し、その背景には戦後の経済発展とともに日本が国民の栄養状態や健康状態の向上を重視してきたことがある伝えた。そして、日本が取り組んできた国民の健康増進について「われわれもまさに学ぶ必要があるのだ」と結んだ。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)