日本の子どもたちは保護者の送迎がなくても自分で登下校し、自分の荷物は自分で持つので、中国では「自立している」と称賛されているが、感心はしても見習う人はいないようだ。それには「誘拐が恐いから」という理由もあるという。中国メディアの快資訊は14日、日本では子どもを自分で歩いて学校に行かせられると紹介する記事を掲載した。

 記事は、日本の子どもたちがいかに自立しているかを紹介。自分で電車に乗って登校する子どももいるほか、週末には大人の同伴なしに子ども同士で出かけることもあり、親に頼まれて買い物に行くのも日常の光景である。中国では考えられないことだが、これほど子どもが自立できるのも治安が良いからだと指摘している。

 では、なぜ日本では子どもが誘拐されることが少ないのだろう。記事は「日本では誘拐罪の罰則が厳しい」と指摘している。未成年者略取・誘拐罪や身代金目的など、いかなる理由であっても厳しい罰が科されることを強調した。

 そのうえで記事は、子どもの誘拐を防ぐために注意できる4つの点を紹介。好奇心の強い子どもが外ではぐれないように「子どもをよく見守る」こと、万が一見失ってもすぐに見つかるように「目立つ格好をさせる」こと、「どんな危険があるか教える」こと、そして「騙されないための方法を教える」ことだという。日本ではこうした安全対策がしっかりしていると言えるだろう。

 中国では確かに誘拐事件が多く、子どもを持つ親が警戒しているのも無理はない。同時に子どもを買いたいという人も少なくなく、誘拐がビジネスとして成り立ってしまっている現状があるだろう。日本のように子どもに自由を与えることができれば良いのだろうが、なかなかそうはいかないのかもしれない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)