中国のポータルサイト・百度に14日、「どうして中国ではあまり日本人を見かけないのか」とする文章が掲載された。

 文章は、現在の中国が経済面でも科学技術においても急速に発展しており、更なる成長の可能性を秘めているため、世界から非常に多くの人材が集まるようになっていると紹介。一方で、中国とは海を挟んで隣どうしである日本からやってくる人は少なく、あまり見かけないのはなぜだろうかと疑問を提起している。

 その答えについて、日本人が中国について「発展の潜在力を秘めている一方で、人口も多いことから競争がとても激しい」と考えていること、日本では技術者の待遇が高く、多くの賃金が得られること、そして日本から離れてまで自身のキャリアを高めようという意識が薄いことなどを挙げた。

 また、近年の急速な経済発展に伴って中国国内の消費レベルが日本より上回るようになっており、中国でお金を稼いでも実際に手元に残る金額が決して多くないため、日本で生活していた方が良いという考え方もあると伝えている。

 中国の人びとは、自国よりも他国にキャリアアップのチャンスがあれば積極的に海外に出る傾向にあるが、日本人はどちらかというと「内向き志向」だと言える。また、中国に対し社会体制や政治面での抵抗やリスクを感じる日本人も少なからずいるのではないだろうか。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)