新幹線が日本の誇りとなっているように、中国高速鉄道は中国人の誇りになっているようだ。中国メディアの百家号は12日、中国高速鉄道はずっと日本の真似をしているだけなのか分析する記事を掲載した。今では「日本とドイツの方が中国の後塵を拝している」と主張している。

 記事はまず、宇宙開発や空母の建造で中国は完全な国産化に成功し、様々な新技術で成果を出して世界から注目されていると自画自賛したうえで、中国の科学技術の発展を誇らしげに伝えた。では、日本が世界で最初に開業した高速鉄道の分野ではどうだろうか。記事は、中国は日本や西洋諸国よりも遅れて高速鉄道事業に着手したため、「中国高速鉄道は日本やドイツの真似をしているのではないのか」との意見もあるという。

 この点について記事は、確かに中国高速鉄道車両は当初、日本やドイツ、フランスから技術支援を受けて開発されたが、中国は後発ならではの強みを生かしたと主張。すでに発展していた日本やドイツから技術を吸収し、中国人特有の勤勉さで研鑽を重ね、国からの全面的な支援もあって「教師を超える」ことができたとしている。

 記事では、具体的に高速鉄道の何が「日本やドイツを追い抜いたのか」は指摘していないが、最高速度や営業距離のことを言っているのかもしれない。模倣した引け目からなのか、中国は常に日本の新幹線を意識しているようだが、日本の新幹線は中国と競り合っているつもりはないのではないだろうか。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)