日本と中国を比較すると、社会における女性の立場や女性自身の意識には大きな違いが存在しているようで、中国人女性が日本社会における女性の立場を知ると大きな違和感を覚えるようだ。中国メディアの百家号はこのほど、「日本社会の不可解さは、女性が1人で食事に行けないと感じていることからも理解できる」と論じる記事を掲載した。

 記事は、中国人の多くは「日本社会では女性の立場が比較的弱い」と見なしていると紹介し、「女性に対して良妻賢母という姿を求める日本社会は時代錯誤も甚だしい」と主張した。さらに、日本社会には女性と男性を区別し、「女性はこうあるべきだ」と1つの型に押し込めようとする考え方があり、これは日本人女性の意識にも影響を与えているとし、その一例として、日本人女性の多くが「1人で飲食店に入りづらいと感じている」ことを挙げた。

 続けて、日本人女性が「1人で飲食店に入りづらい」と感じるのは、「周囲から1人で食事をして女性らしくない」、「友達がいないと思われる」、「可愛らしく見えない」、「知り合いに会ったらなんて説明したら良いか困る」など、女性として周囲からどのように見られるかを異常に気にするためだと説明。中国人女性からすると、こうしたことを気にすること自体が不可思議であるとし、これは日本社会に「女性に対する目には見えない束縛が存在している」ことを証明するもので、こうした社会は正常とは言い難いと論じた。

 他にも、日本では共働きであっても「女性が家事や子どもの世話をするのが当たり前」という風潮があるのも不可解だとし、家事や育児の不行き届きについて女性が近所や職場から非難されることすらあると伝えた。

 中国では家事や育児は祖父母がサポートするという伝統もあるため、結婚や子どもがいるという理由で女性の職場内での立場が変わることはない。また、中国は男女平等が当たり前の国であるがゆえに、中国人女性からすると日本社会は不可解で、男女格差の排除や職場の育児サポートなどを推奨しているわりに現実の変化は非常に遅いと感じられるようだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)