中国メディア・今日頭条は11日、「日本人ならではの生活習慣がおもしろい」とする記事を掲載した。

 まず紹介したのは、レストランや食堂、居酒屋などの飲食店にて、店員が客に伝票を渡す際に裏を上にして内容が見えないようにするという習慣を挙げた。また、伝票を渡すときのしぐさも極力さりげないように配慮されており、一緒に飲み食いをしている他の人に気を遣わせたり、合計金額を見られたりするのを防いでいるのだと伝えた。

 次に、飲みの席における態度や行動に関する、中国とは「真逆」の考え方について触れた。中国では何杯飲んでも飲み潰れない人こそ「真の漢(おとこ)」として尊敬の対象になるのに対し、日本ではどんなに飲んでも酔っぱらわない人は「自分とは腹を割って話す関係になりたくない」「付き合いが悪い」というイメージを持たれ、逆に酔い潰れてしまう人が「心の壁がない、信頼に値する人」と評価されるとしている。

 そして、日本で「酔い潰れる人が信頼の対象になる」理由について、日本人は飲酒を「仕事の一環」ではなく、仕事とは切り離したうっぷん晴らしの機会と捉えており、お酒を飲むときは仕事の話をあまりせず、仕事をしている時にはできない「腹を割っての本音トークをしたい」を考えているからだと説明した。

 日本では、みんなでお酒を飲んでいる時に酔っぱらって開放的になったり、潰れて弱っている姿を見せたりすることで、他の人から「自分をさらけ出している」と認識されることがしばしばある。特に、普段はまじめで口が堅い人、飲んでもなかなか酔わない人、意図的に飲む量をセーブしている人などは、「今日はあの人を潰そう」などとターゲットにされやすい。これも、「なんとなく存在する心の壁を打ち破りたい」という気持ちの表れと言えるかもしれない。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)