中国メディアの騰訊は5日、新型コロナのパンデミック前にベトナムを訪れた中国人の見解として、「ベトナム人は日本のバイクが大好き」だと伝え、「ベトナム人がバイクの能力の限界を試すような使い方をしても、日本メーカーのバイクなら問題なく対応できる」と論じる記事を掲載した。

 記事は、ベトナムは中国人旅行客たちのお気に入りの旅行先であり、例えばベトナム南部海岸沿いのリゾート都市であるニャチャンは観光スポットとして有名であると紹介。しかし、ベトナムにはこうした美しい風景の他にも独特な光景があると説明し、それは大通りで見ることができる「バイクの大軍」であり、大量のバイクが颯爽と走る光景は「とても壮観」であると表現した。

 続けて、ベトナムでバイクは非常に人気があり、ほとんどの家庭がバイクを所有しているが、大部分のベトナム人は「日本メーカー」のバイクを購入すると指摘、日本ブランドのバイクがベトナム人にこれほど広く受け入れられている理由は、日本ブランドのバイクは「実用的で高品質」だからだと指摘しつつ、さらにもう1つ重要な理由があると強調した。

 それはベトナムならではのバイクの使い方だと紹介し、ベトナムではバイクは人が乗るだけでなく、荷物を運ぶためにも使用されていて、「豚」などの動物を座席の後ろに乗せて運ぶこともあると紹介。そして、何匹もの子豚を押し込んだ大きなカゴをバイク座席後部に乗せて疾走している写真や、二人乗りしているバイクの座席後部に牛一頭を乗せて走行している写真を掲載した。

 日本メーカーもこのようなバイクの乗り方は想定していなかっただろうが、品質が高く、故障しにくいだけあって、たくさんの子豚や牛を運んでもそう簡単には壊れないのだろう。だからこそ日本メーカーのバイクはかつて圧倒的なシェアを獲得していた中国メーカーから市場を奪うことができたのではないだろうか。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)