中国メディアには、日本の学校教育に関する記事が時折見られ、日本の教育への関心の高さがうかがえる。中国メディアの百度は10日付の記事で「結局、日本の教育がこんなに優れているのはなぜなのか」と題する記事を掲載し、日本の教育を分析している。

 まず、記事は「日本の教育を一言で言い表すとしたら“育”重視の教育だ」と述べている。どういうことか。「教育とは教と育という二つの漢字からできている。知識を教えること“”教”だとすると、子どもの成長を総合的にサポートすることが“育”だ」と述べている。例えば、日本の小学校の成績は基本的にテストがすべてではない。もちろんテストは実施されているが、テストを利用して授業で学んだ知識の確認を行うことが主な目的となる。それよりも日本の学校では「友達と仲良くし、協力して物事を行うことが重視される。さらに、他の人に感謝し、尊重し、マナーを学ぶことに重点が置かれている」と述べている。そうした意味でも日本の小学校は子どもの人間としての成長である「育」が重視されている、と述べているようだ。

 さらに記事は、日本の小学生が自分でランドセルを背負って、なるべく子どもたちだけで登校することにも言及している。中国では治安の問題などもあり、学校への送り迎えは基本的に親や保護者が行っている。日本では、自分で登校させ自立心を教育していく。また、廊下を歩く際の歩き方や、給食のスタッフへの感謝、先生へのあいさつなど、日本の小学校ではあらゆる点が子供の教育とつながっている。

 記事は、まとめとして「中国の経済力は日本をすでに超えているが、教育力についてはまだまだ学ぶべきものがある」と結論付けている。(編集担当:時田瑞樹)(イメージ写真提供:123RF)