サッカーの日本女子代表は2011年ワールドカップ(W杯)で優勝を果たしたが、男子代表も将来的にW杯優勝を成し遂げることができるだろうか。中国メディアの百家号は4日、「サッカーの日本男子代表がこのまま成長し続けた場合、W杯優勝は可能か」と題する記事を掲載した。
 
 記事は、日本サッカー協会は2050年までにW杯で優勝するという目標を掲げていると伝える一方、この目標を掲げた当時、多くの人の嘲笑の的になったと主張。事実、日本が1992年のアジアカップでサウジアラビアを下して優勝したのは「意外な結果であった」と主張し、なぜなら当時の日本サッカーの実力は中国と大差なかったからだと強調、つまり1990年代の日中サッカーには現在のような圧倒的な差はなかったと指摘した。

 続けて、1990年代におけるアジアのサッカー強国といえば、韓国とイラン、そしてサウジアラビアであったと指摘しつつも、それから20年ほどしか経っていないのに日本はアジアをリードするサッカー強国となっていると強調。現在では日本がW杯で優勝するという目標を嘲笑する人はもはや少数派であり、日本サッカーは実力で嘲笑する人たちを黙らせてきたのだと論じた。

 続けて、ここ20年ほどにおける日本サッカーの成長速度は「人びとの予想を大きく上回っている」と主張し、これだけ急激に成長できたのは中国以上の「挙国体制」によるものだと主張。日本の場合は中国と違って国家が管理しているわけではないが、青少年の育成からクラブチームでの育成、そして代表の選抜に至るまで、見事に連携したシステムが存在するがゆえに効率よく成長することができたのではないかと論じた。

 一方、日本サッカーは現在、W杯の成績という点では「伸び悩んでおり、壁にぶつかっている状況」だと強調する一方、壁を突破するためには「3つのボトルネック」を克服する必要があると指摘。その3つとは相手のハイプレス戦術に対応できていないこと、爆発的なスピードと得点力を持つ選手がいないこと、そして後半に入るとスタミナ切れすることだと説明。しかし日本サッカー界もこうしたボトルネックを理解しており、対策も講じていると強調し、これらの課題を克服できればW杯の成績は今後大きく伸びる可能性があり、W杯優勝にも大きく近づくことになるだろうと論じた。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)