中国のネット上では、日本について「恐ろしい国」だとする主張が見られるが、では日本の何が「恐ろしい」のだろうか。中国メディアの騰訊は5日、日本が恐ろしいのは「強大な経済力を持つうえに、軍事強国になる夢を抱き続けているからだ」と主張する記事を掲載した。

 記事は、中国人にとって日本が「恐怖を抱かざるを得ない国」である理由は複数あると指摘し、まず日本は明治維新を契機として「立ち遅れた島国」から「列強」へと短期間で変貌を遂げた実績があると指摘。そしてその後は軍国主義のもと対外拡張政策を推し進め、他国への侵略を行ったと主張し、第2次世界大戦で敗戦するも「極めて短期間で復興を遂げた国」だと指摘し、こうした過去だけを見ても警戒に値するとの見方を示した。

 さらに、日本は極めて高い工業力を持つ世界有数の先進国であり、現時点でも強大な実力を持つが「さらなる野心を抱いている」と主張し、日本の軍事力は憲法や米国によって制限を受けているはずだとしながらも、防衛費は毎年増加を続けていると主張、これは日本が軍事強国になる夢を捨てていないことを示していると論じた。

 続けて、日本の軍事工業はアジアでもトップクラスであり、軍事における研究開発力も世界有数の水準であると主張。米国から最新鋭の軍備を購入し、米軍と軍事演習を繰り替えしている日本は「軍事面における戦略や戦術といった点でもアップデートを欠かしていない」と強調し、日本は軍事の点において研究開発から訓練に至るまで、今なお全く手を抜いていないと主張、「強大な経済力を持つうえに、軍事強国になる夢を抱き続けている日本は中国人にとって恐ろしい国」だと主張した。

 日本の国力を考えれば、中国が「日本の実力は軽視できず、恐ろしい」と危機感を示すのも理解はできる。とはいえ、中国の軍事費拡大は留まるところを知らず、日本としては国防のため増強せざるを得ないのではないだろうか。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)