中国のポータルサイト・百度に6日、プラスチックごみの削減に向けた取り組みが世界規模で行われているなかで、日本で開発された新たな技術が「全人類に幸福をもたらす」とする記事が掲載された。

 記事は、近年人類の生活によって排出されるごみによる深刻な汚染が問題になる中、国連の呼びかけにより環境保護意識が徐々に高まり、多くの国でごみの分別が行われるようになったと紹介。一方で「このような措置はゴミの減量に役立つものの、処理の問題以前に大量のごみを生んでしまっている問題と向き合わなければならない」と伝えた。

 その上で、日本からごみを減らす上でのグッドニュースが伝わってきたとし、日本の研究者がサトウキビなどから抽出した成分を原料とした、微生物の少ない海水中でも1年ですべて分解されるレジ袋の開発に成功したと紹介している。

 そして、日常生活においてビニール袋は最もよく見かける、そして、最も数量の多いごみであるとしたほか、2040年には地球上に6億トンものプラスチックごみが海に流入し、海洋生物の製造環境に多大な影響を及ぼす可能性があると説明。このような危機が迫る中で分解可能なレジ袋が開発されたことは、全世界にとってとてつもなく大きなニュースであると評した。

 記事は、このレジ袋は通常のレジ袋の価格に比べて6倍あまりの値段であるため、なかなか簡単には利用できないかもしれないとする一方で、「このような価格だからこそ、多くの人がプラスチック製品の環境に対する影響を一層認識し、既存のビニール袋を捨てずに繰り返し利用したり、紙袋などの代用品を使ったりといった行動をより促すことになるはずだ」と伝えた。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)