日本は中国と比べると国土面積は約25分の1しかないが、日本は戦後わずか20年ほどで経済協力開発機構(OECD)加盟国の仲間入りをして名実ともに先進国になったのに対し、中国はいまだに先進国の仲間入りを果たしていない。

 中国メディアの百家号は4日、「資源がこんなにも少ない日本がなぜ先進国になれたのか」と題する記事を掲載した。

 記事はまず、先進国の判断基準は資源の多さでも名目GDPでもないと指摘。「工業化、技術水準、経済水準」の3つが肝要であると論じた。そして、その点日本はアジアで抜きんでていると紹介している。記事によると、この3つをクリアしている国だけが加盟できる団体やランキングが8つあるが、日本はそのすべてに当てはまっているため「世界に認められた先進国」と伝えている。

 なぜ日本がここまで発展できたのかに関しては諸説あるが、記事はタイミングが良かったこととチャンスを生かす機転と努力あったからこそだと称賛。戦後の日本は、米国の援助や朝鮮特需など成長するチャンスに恵まれたのは事実だ。しかし、こうしたチャンスを逃さず、海外の技術を学習する機会ととらえ、しっかりと発展を遂げたのは日本人の努力あってのことと言えるだろう。これはまた、柔軟な考え方のおかげでもあり、だからこそ技術革新することができたと中国との違いを指摘している。

 逆に言えば、中国が先進国になれない理由は、日本にある何かが足りないからとも言えるだろう。記事も最後に「日本は学ぶに値する先進国であり、学ぶべきなのは技術だけでなく理念や教育も学ぶべきだ」と結んでいる。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)