中国メディア・中国経済網は6日、新型コロナウイルスの影響で生活様式に変化が生じる中でも、日本人の持つ豊かな発想力やアイデアが生かされているとする記事を掲載した。

 記事は、日本人の奇抜な発想力やアイデアがしばしば話題になるとした上で、新型コロナウイルスの感染が拡大し、至るところでコロナ対策が講じられる中でも「日本人は『普通のもの』では満足することなく、新鮮な、あるいは奇抜なデザインのものを次々と繰り出している」と紹介。マスク一つとっても様々なデザインのものが作られており、そこからは日本人の発想力と、細部への配慮という特性が良く表れているとした。

 そして、新型コロナ対策の中で出現したユニークなアイテムをいくつか取り上げて紹介している。まずは、スーパーマーケットやコンビニエンスストアをはじめとする様々な商店、商業施設、公共機関などに出現した、飛沫拡散防止用の透明シートに言及。鹿児島市役所では、透明とはいえなんとなく漂う閉塞感を和らげるために、シート上部に芸術家が絵画を描く試みが行われており、評判を呼んでいると伝えた。

 つづいては、眼鏡をかけたままマスクをするとレンズがどうしても曇ってしまう現象を逆手に取ったユニークなマスクを紹介。ラーメンが盛りつけられた赤い丼をデザインした「ラーメンマスク」で、熱々のラーメンで眼鏡が曇る様子を再現したユニークさから、ネット上で「こういうこと考える人は本当の天才」と注目されているとした。

 さらに、ソーシャルディスタンスを確保するためにあらゆる場所の座席やベンチで一定の間隔を空けて利用するよう呼びかけられている中で、詰めて座らないようにかわいらしいマスコットのぬいぐるみを座らせる取り組みが様々な場所で行われていると伝えたほか、暑い時期に熱中症対策とソーシャルディスタンスの両方を実現するために、積極的に日傘を差す人が増えており、小中学生の間でも利用が広がっていると紹介した。

 新型コロナの感染状況がこの先どう推移していくのかが見えない不安な状況がこの先も続くと思われる中、前向きに日常生活を送り、積極的にコロナ対策を進めていくには、柔軟な発想やアイデアが大切だ。「新しい生活」の中で、今後も次々と実用的な、あるいはユーモアのあるモノを生まれてくることだろう。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)