現在、世界の家電量販店では、日本製のスマートフォンや家電製品をひと頃に比べあまり見かけなくなってしまった。こうした状況を見ていると日本の製造業はどうなってしまったのかと疑問に感じるかもしれない。とはいえ、中国メディアの網易は「日本を見くびるな!」との記事を載せ、日本の実力について述べている。

 まず記事は、日本と韓国の間で生じた半導体製造に関する輸出規制で表面化した、韓国の日本依存について言及。経済制裁後、フッ化水素など一部韓国が自前で製造できる材料が増えたのは事実だが、半導体材料のシリコンウエハーや炭素部品など、日本依存が強まった部品もある。さらに、フッ化水素は現在でも日本製が世界シェア80%から90%を占めている。

 さらに、製造業においては日本の高性能の設備がなければ成り立たないと指摘。例えば、ロボット産業でも、ハイエンド品では世界シェアの90%以上を日本製が占めている。さらに、自動車や鉄道などでもコアになる部品については、やはり日本製を使わざるを得ず、代替品もない。今でも、日本の研究開発費の総額は対GDP比率で欧米をしのいでいる。結果、過去20年で18ものノーベル賞受賞者を輩出していると述べている。

 こうした状況を紹介しつつ、「スマホや家電分野では沈黙しているかに見えるが、日本の強さがそのような分野で見られないだけ。実は日本の科学研究開発における実力はすごい」と称賛している。(編集担当:時田瑞樹)(イメージ写真提供:123RF)