中国は近年急速に発展したため、都市部のインフラは新しくて先進的なものが多い。しかし、日本と比較すると「醜くて仕方がない」インフラもあるという。中国メディアの百家号は3日、中国はマンホールがやたらと多いと伝え、「マンホールの多さと、その蓋(ふた)のデザインという点で、中国は日本にかなわない」と論じる記事を掲載した。

 記事はまず、中国の道路にはマンホールが非常に多いが、多くて醜いだけでなく「恐しさすら感じる」と紹介。なぜなら、車などでマンホールの上を通ると音がして、蓋が落ちるのではないかという不安に駆られるからだという。事実、中国にはマンホールに蓋がされていない場合もあり、「マンホールの上を通ると蓋が落ちる」ということは、中国なら十分にあり得ることだと中国人自身も自覚しているようだ。

 一方、日本のマンホールの蓋は命の危険を感じないだけでなく、「マンホールの蓋そのものをあまり見ない」と指摘。マンホールの代わりに道路の両側に目立たない排水溝を設置していることが多いと紹介した。また、マンホールを見かける時もあるがマンホールの蓋とは思えないほど凝ったデザインで、「眼福」だと称賛している。
 
 では、なぜ中国はマンホールの蓋がやたらと多いのだろうか。記事は、急速な都市化で下水道を後付けで増やし続けた結果マンホールが増えてしまったと紹介。さらに、中国では下水道のほか、地下に電気、ガス、光ケーブル、暖房などが通っていて、それぞれが連携していないのでマンホールばかり増えてしまったことや、もともとは目立たない道の端にあったマンホールが道路の拡張で目立つ場所に出てきてしまったなどの理由があると指摘している。

 中国では、マンホールの蓋もそうだが、道路自体もきれいではない。舗装してもすぐにでこぼこになり、繰り返し道路を掘りなおすので走行しにくくなっている。日本の道路はマンホールの蓋も含めてきれいだと言えそうだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)