中国メディアの騰訊はこのほど、「何事も真剣に取り組み、細部までおろそかにしない」のが日本人の国民性であると強調し、こうした国民性が日本製品の品質を支える要因となっていると指摘し、「なぜ日本人は細部まで徹底できるのに、中国人にはそれができないのか」と疑問を投げかける記事を掲載した。

 記事は、日本車は「乗り心地が良く、トラブルや故障が少ないため、非常にコストパフォーマンスが高いとして世界中で売れている」と指摘し、日本車が中国をはじめ世界中で高く評価されているのは、「些細なことまでおろそかにせず、品質向上に徹底的に取り組んでいるからだ」と強調。こうした国民性は日本人ならではのものだと論じた。

 続けて、日本を訪れたことのある中国人ならば「日本人が手を抜かないのは、ものづくりだけではなく、サービスにおいても同様であることを知っているはずだ」と指摘し、個人で経営しているこじんまりとした居酒屋でも心温まるサービスが受けられるのが日本だと指摘し、こうした「手を抜かない」精神は中国で「匠の精神」として称賛され、学ぶべき美徳とされていることを指摘した。

 また記事は、中国では多くの人が自分の職に疑問を抱き、転職を繰り返していることを紹介。中国人は転職を繰り返してこそ人生は豊かになり、人生の選択肢は増えると考えがちだと指摘する一方、日本では20年も30年も1つの仕事に取り組み続ける人は少なくないと紹介し、「1つの道に邁進することこそ匠の精神であり、こうした精神があるからこそ日本製品は細部まで抜かりないのだ」と強調した。

 一方、中国人が日本人のように細部まで徹底して取り組むことができないのは、転職を繰り返すことからもわかるように忍耐力や根気が足りないからではないかと考察し、こうした差が日本製品と中国製品の差につながっている可能性を指摘した。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)