自動車購入の際に考慮することの1つに、エンジン性能をあげることができるだろう。とはいえ、どんなに良いエンジンでも長く使用していると不調や故障が出ることは避けられない。こうした場合、修理工場で修理してもらうのが普通だが、中国では日本製エンジンの修理は難しいと言われているようだ。

 中国メディアの騰訊はこのほど、「日系車のエンジンは分解修理ができない」と紹介する記事を掲載した。分解したらそれは廃車にすることを意味しているとしている。

 記事は、日系車のエンジンはなかなか壊れないと指摘。7、8年乗っても大きな故障はなく、あったとしても騒音など小さなトラブルなので、修理して壊れるよりもそのまま乗り続けるようにアドバイスしている。日本の大手自動車メーカーのエンジンなら、数十万キロ乗っても普通はびくともしないので、あまり心配はいらないとしている。中国の自主ブランド車では、そこまで乗ることはできないはずだ。

 では、日系車のエンジンを分解修理したらどうなるのだろうか。記事は、「性能が大幅に下がる」としている。その理由として、中国の修理工は技術が高いとは限らず、通常は生産工場の技術には到底及ばないからだという。また、日系車のエンジンは特殊なので、「暴力的」に分解するしかなく、このような方法で分解すると修理して組み上げても動力や燃費、騒音などで「逆に問題が出る」ようになるとしている。

 通常、エンジンを分解修理するのはオーバーホールする時であり、新車のころのような状態にするために行うものだが、この記事からすると中国の修理工には日系車のエンジンをオーバーホールできるだけの技術や経験がないということなのかもしれない。中国でも自主開発でエンジンを作るようになったとはいえ、日本の技術にはまだ及ばないようである。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)