中国メディアによる日本の学校教育に関する記事は少なくない。中国メディア百度は31日付の記事で日本の学校教育を改めて称賛している。中国メディアから見て、日本の学校教育のどのような点が称賛に価するのか。

 記事はまず、日本の学校の教師たちは副業をしないと指摘。中国では教師が自分の塾を開講し、そこでお金儲けをすることもあるようだが、しかし日本ではそうしたこともなく原則副業禁止だ。そのうえ、「保護者から紅包(お金)」を受け取ることもない、と指摘し「日本人の教師たちはお金儲けよりも教育に関心がある」と分析している。

 記事は、「日本には学区房もない」と述べている。学区房とは、質の高い学校に行かせるため親たちがその学区に家を借りて住むことを指す。そもそも、日本では全国どこでも同等レベルの教育を受けられるため、わざわざ「学区房」を借りる必要もないのだ、とその理由を説明している。

 なぜそれほど日本の教師の質は高いのか。まず、教員採用試験の難しさを指摘しつつ「司法試験ほどではないが、それ相応の難しい試験をパスした優秀な人材」と紹介。日本は社会全体が教職員を重視しており、「尊い仕事とみなし、教職員への要求も高い」と述べている。

 記事は結論として「日本人教師は仕事にまじめに取り組み、子ども重視の教育を行っている。学校では単に知識を教え込むことだけでなく、子どもの能力を伸ばし、授業における体験を重視したカリキュラムが組まれている」と述べ、日本の学校教育を終始称賛していた。(編集担当:時田瑞樹)(イメージ写真提供:123RF)