中国では飲食店での「食べ残し」を気軽にテイクアウトできる文化が存在する。中国のほとんどの飲食店には客が食事の「食べ残し」をテイクアウトできるよう容器が準備されているため、従業員に持ち帰りたいことを告げればテイクアウト用の容器に料理を詰めてくれるのが一般的だ。

 中国メディアの百家号は25日、「節約の精神で知られる日本人はなぜ飲食店で食事の食べ残しをテイクアウトしないのか」と題する記事を掲載し、その理由は「とても意外だった」と論じた。

 記事は、中国が非常に貧しい国だった頃、ほとんどの中国人は節約、倹約せざるを得なかったが、現在の中国社会では節約、倹約は個人の選択になっていると紹介。それでも、もし外食時に食べ残しが出てしまった時には、多くの中国人は「食べ残しをテイクアウト」するのが一般的だと紹介した。

 一方で、日本は節約の精神で有名なのに外食時に食べ残しをテイクアウトしないと指摘。無駄になると分かっているのになぜ日本人はテイクアウトしないのかと問いを提起した。この理由について、飲食店側からすれば「味の落ちた料理を客に食べさせることになるテイクアウトは望ましくない」ためだと説明。また、テイクアウト用容器を常備しておくコストが生じないというメリットもあると指摘した。

 上記の理由以外にも、中国の飲食店での食事とは異なり、日本の飲食店が提供する食事は「食べきれる、ちょうど良い量」ゆえに、そもそも食べ残しが生じにくく、テイクアウトする文化が発展しなかったとの見方を伝えた。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)