中国メディア・東方網は27日、日本で行われている「裸足の教育」が持つ発育上のメリットについて紹介する記事を掲載した。

 記事は、日本の小学校や幼稚園ではしばしば「裸足の教育」が取り入れられており、子どもたちや砂や土、芝生の上で裸足になって遊ぶ時間や、裸足で活動する時間が設けられていると紹介。幼いころから裸足で生活することのメリットを4つ挙げて説明している。

 まず、裸足で動くことで大脳の発育が促進されるとし、「第二の心臓」と呼ばれるように足の裏には体の各部に通じるツボが集中していること、地面の温度、傾斜、痛みなどの変化を敏感に感じ取ることで大脳に各種の刺激が加わり、発達が促されるのだと紹介した。

 次に、身体の平衡感覚を身に付けるうえでメリットがあると指摘。靴や靴下による保護のない素足で歩くことにより、自分の足で地面から伝わる軽微な振動に対処する必要があるため、自然と平衡感覚が身に付くうえ、地形の変化に反応する速度も高まるとした。

 さらに、土踏まずの筋肉が発達してアーチが形成され、形のきれいな脚になると紹介。このメリットは10年後に大きな差となって表れ、土踏まずが発達していないことで外反母趾や偏平足、平衡感覚の悪さ、直立可能時間の短さといった問題が出てくるのだと伝えている。

 そして最後に、裸足で活動する時間が長くなることで体全体が強くなるとし、体温調節機能や新陳代謝の機能を高めることができるとした。

 昨今では子ども用でも機能性の高い靴が多く出回っているが、機能に頼りすぎると足を甘やかすことになり、筋肉などの発達に影響を及ぼす可能性も否めない。安全性を確保した上でできる限り裸足で過ごさせるというのは、心身の発育上大きなメリットがあるようだ。大人もたまには裸足で歩いてみると、足の筋肉がいかに靴によって「楽」をしているかが分かるかもしれない。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)