中国の近年の経済発展は目覚ましいが、それは国土面積とそれに伴う資源、そして、世界一の人口が貢献していると言えるだろう。中国メディアの百家号は23日、国土面積が小さい日本がどうして国内総生産(GDP)で世界第3位になれたのかと題する記事を掲載した。

 記事はまず、中国人は日本に対する見方が主観的で「盲目的だ」と指摘。実際よりも高く評価する人がいる一方で、実際より低く評価する人も少なくない。抗日映画はその良い例だが、客観的に正しく日本を評価できていないために、「日本はなぜこんなに小さな国なのに強くなれたのか」という見当違いな疑問が湧いてしまうのだとたしなめている。

 そもそも、「日本は小さくない」と記事は指摘。陸地面積は意外とあるので農産物も植物も多く、森林カバー率は世界でも上位に入ると伝えた。しかも島国だけあって領海が広いので海産物が豊富で、今後科学技術が発展すれば海洋資源が日本経済を潤す可能性も非常に高い。また、日本は地震が多いところとして知られているが、これは火山地帯ということでもあり、鉱物資源が豊富だと指摘した。

 では、いつから日本は台頭してきたのだろうか。記事は、中国人は一般に明治維新からと認識しているが「それ以前に基礎ができていた」と指摘。江戸時代の人口は約100万人だったが、日本の人口の10倍以上を抱えた清の首都・北京では74万人で、ロンドンも70万人の時代だったと比較。人口に関しては諸説あるが、江戸がほかの国と比べて発展していたのは間違いないだろう。

 また、江戸時代にはすでに教育も進んでおり、藩校や寺子屋、私塾により誰でも教育を受けることができ、識字率で清はもちろん、英国をさえはるかにしのいでいたと伝えた。日本は戦後も近隣諸国とは違い、アジアの国々が独立に励んでいる頃に率先して工業化を進めたと紹介。アニメやドラマでも「アジアで爆発的な人気を誇り」、工業、農業、貿易、金融、文化の全てを同時に利用して金儲けできる珍しい国に成長したと伝えている。

 記事が指摘するように、日本は江戸時代から発展するだけの基礎ができていたと言えるだろう。国土は決して大きな方ではないが、この先もさらなる発展を遂げていくに違いない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)