GDPで日本を追い越して約10年が経過し、多くの先端技術を手にした中国だが、それでも日本が「恐い」のだという。中国メディアの今日頭条は24日、「日本はどれだけ恐ろしいか」と題する記事を掲載した。米国のコントロール下にありながらも「こっそり発展した」恐ろしい国だと伝えている。

 記事はまず、日本は軍事面で「米国に押さえつけられている」と紹介。正規の軍隊を持つことができないにも関わらず、戦後急速に力を強めた自衛隊と経済力とで中国人を恐れさせ、1990年代には「日本脅威論」を巻き起こしたほどだと伝えている。中国人は日本の軍事力の強さを認めてはいたが、それが具体的にどれほどなのか想像もつかなかったため、日本について数々の「神話」が生み出され、日本の小学生は夏に何十キロもの荷物を背負って毎日100キロ歩く合宿に参加させられているといった類のうわさが独り歩きしたそうだ。

 それだけ中国人に恐れられた日本の軍事力だが、実際にはどれほど強いのだろうか。記事は、日本の自衛隊は陸海空全てが強いと指摘。毎年の軍事費からも実力のほどが分かるとしているが、今年は5兆3000億円で過去最高額となっている。また、海軍には空母にすることもできる4隻の準空母があるとしている。

 さらに、「世界各国のメディアも、日本がこっそり核の研究をしていると報じている」と主張。全貌が分からないだけに恐ろしく、こっそり発展しているために軍事力が過小評価されがちで、それも恐怖心をあおっているそうだ。科学技術でも日本は世界のほとんどの国を超えていて、国力はますます強まっていると警戒感を示した。

 記事が恐怖の根拠としていることの多くは、憶測や妄想の域を出ないものばかりだが、それだけ中国にとって日本は未知の世界であり、近くて遠い「恐ろしい」国だと感じるのだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)