日本のJリーグと同じように、中国にもプロリーグである「中国スーパーリーグ」が存在する。中国経済の発展を背景に、莫大な資金力を持つに至った一部のクラブチームが有名外国人選手を爆買いして注目を集めることが過去にはあったが、サッカー中国代表は近年、低迷を続けている。

 中国国内ではサッカーは人気スポーツの1つだが、中国代表の成績は振るわず、中国がFIFAワールドカップに出場したのは2002年の日韓ワールドカップのみで、2020年4月のFIFAランキングでは、日本が28位であるのに対し、中国は76位と大きな差があるのが現状だ。中国メディアの騰訊は24日、中国が「サッカー弱小国」である理由を分析する記事を掲載し、「これでは強くなりようがない」と論じた。

 記事はまず、日本では1993年にJリーグが開幕し、それから徐々に力をつけてワールドカップ常連国となっているのに対し、中国にも選手たちの実力向上に寄与するプロリーグが存在するはずなのに、FIFAランキングは低迷を続けていると強調。またワールドカップにも1度しか出場できていないと紹介し、「日本と中国のサッカーにおける実力差は何が原因なのだろうか」と疑問を提起した。

 その理由として記事は、日本ではサッカーを題材にした漫画やアニメが数多く存在し、子どもたちがサッカーに対して「夢」を抱き、サッカーを通して「自分に自信を持つ」ことができる循環があるのに対し、中国ではサッカーは「お金儲けの手段」にすぎないと強調。また、日本のサッカーは問題にぶつかった際、選手とコーチが一緒に問題解決に取り組むが、中国では関係者が責任の押し付け合いを行い、最終的には監督やコーチに責任をなすりつけて解任することがよく見られると強調、「これでは強くなりようがない」と強調した。

 中国でもサッカーは人気のスポーツだが、中国代表チームの成績は伸び悩んでいるのが現状だ。中国は外国人選手を帰化させることに力を入れていると言われるが、そのような対応で果たして本当に自国のサッカー代表が強くなるのだろうか。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)