日本は地理的にはアジアの一国家であるが、かつて脱亜入欧を掲げた日本は多くの分野で西洋の方式を導入した。そんな日本は欧州諸国と比べた時にどのような位置づけになるのだろうか。中国メディアの百家号は25日、「もし日本を欧州に置いたらどうなるのか」と題し、欧州の3大国家である英仏独と比較する記事を掲載した。

 記事はまず、日本の国際的な地位が欧州諸国を超えたかどうかについて、もしロシアを欧州に含めればこの大国には及ばないと指摘。しかし、ロシアを抜きに考えれば、欧州で強い英国、フランス、ドイツの3カ国とは比較することができるとして、いくつかの分野について比較している。

 その1つが「経済面」だ。日本はGDPランキングでこの3カ国より上だが、一人当たりのGDPでは届かないと指摘。ただ、福祉面では十分に先進国のレベルにいると評価した。次いで「科学技術」では欧州と同じくらいとし、「軍事力」ではほとんどの国よりも上だと指摘。軍隊を持たず米国の制御下にあるため実際よりも低くみられがちだが、正式な軍のあるドイツさえも自衛隊には届かないと高く評価した。上記の3つの分野においては、日本は英仏独と互角に張り合えるという評価のようだ。

 しかし、「国際的な影響力」に関しては、敗戦国である日本がいまだに安全保障理事会に常任理事国入りできないことから、この英仏には及ばないと分析している。現在国際的に発言力を持っているのは西洋諸国で、ロシアほどの影響力もない日本は、西洋人から見れば西洋の一部でもなく、西洋諸国に心から受け入れられるのは難しいと結論付けている。

 記事は、「日本は東洋と西洋の間」としているが、中国から見ればどっちつかずに見えるのだろう。とはいえ、日本の実力に対して欧米諸国も一定の評価をしており、日本は世界的に見ても特殊な存在と言えるのかもしれない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)