中国メディア・東方網は23日、日本の「妊婦タクシー」サービスの周到ぶりについて紹介する記事を掲載した。

 記事は、日本では妊婦が救急車を呼べるケースが出産間近で母子の健康に深刻な問題がある場合に限られており、多くの場合は産気づいた場合タクシーに乗って病院に向かうことになると紹介。このため、日本の多くのタクシー会社では「安心、安全」をモットーとする「妊婦専用タクシー」サービスを提供していると伝えた。

 そして、「妊婦タクシー」を利用する場合、あらかじめ氏名、住所、本人と家族の連絡先、出産予定日と出産予定の病院などの情報を伝えると、タクシー会社が最短のコースを割り出して送迎を行ってくれ、妊婦専用のホットラインが24時間365日体制で開通されているため、いつでもすぐに利用することができると説明している。

 また、車内には破水に備えたマットなど各種応急用品が備え付けられているほか、ドライバーも事前に産婦人科医から妊婦の救助や応急蘇生法などのレクチャーを受けるといった専門のトレーニングを受け、試験に合格しなければ担当できないと紹介。意欲のあるドライバーは妊婦心理学などのカリキュラムも受講しているとした。

 さらに、多くの場合「妊婦タクシー」の費用は通常のタクシー利用料金と同じであり、破水などで車内が汚れた場合でもクリーニング代を支払う必要がないほか、後日の支払いにも対応するケースもあるとし「日本人のサービス精神をうかがい知ることができる」と伝えた。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)