中国は世界第2位の経済大国だが、いまだに「発展途上国」でもある。その存在感はあまりに大きく、米国と堂々と貿易戦争を繰り広げるまでになっているのに、なぜいまだに発展途上国なのだろう。中国メディアの百家号は23日、中国がこの「虚名」をいつ返上するのか、日本人に疑問に思われていると指摘する記事を掲載した。

 記事は、外国から見れば中国が発展途上国であるというのは違和感があるのだろうが、それでも中国はまだ先進国とは言えないと主張。世界第2位の経済大国とは言っても、人口が多いので一人当たりGDPでは世界全体でも真ん中より少し上程度に過ぎず、やはり「発展途上国のレベル」だとしている。一人当たりのGDPでは中国は日本の4分の1だが、記事は「一人当たりのGDPを上げるのは非常に難しい」と指摘した。

 また、宇宙開発やインフラなど中国は各方面で急速に存在感を見せてきたので、目立ってしまっているとも指摘。特に日本人には理解されにくいが、まだ先進国には程遠く「謙虚に地道に発展していくべき」だと締めくくっている。

 実際のところ、中国自身は時に先進国のような自信を見せるが、時には発展途上国であると主張しており、国際社会で都合よく使い分けていると言えるだろう。そして、記事では「謙虚に地道に発展していくべき」としているが、最近の中国はあちこちに敵を作っている状況だ。いずれにしても、本当の意味で先進国になるのにはまだ時間がかかるのかもしれない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)