日本は国土面積が37万平方キロメートルほどで、世界的に見ればすべての国で62位に位置する。これは中国で言えば雲南省一個分に相当する面積だそうだ。一方、国民総生産(GDP)はアメリカと中国に次いで3位だ。国土も狭く資源も少ない日本が、なぜこれほどの経済力を今でも維持できるのか。中国メディアの騰訊が26日付の記事で分析している。

 まず、一つ目の理由として人口の多さを挙げている。第二次大戦後、日本は爆発的に人口が増加し結果として労働力も増えた。近年は少子高齢化の影響で労働力は減りつつあるが、外国からの労働者の受け入れがより盛んになっている。2019年からは在留資格の「特定技能」が開始し、さらに多くの外国人労働者の受け入れが可能になっている。

 二つ目の理由は日本の教育。日本の義務教育は日本の国力を底上げし、良質な教育を日本全国どこででも受けられるようになったことが、日本の経済的な発展に寄与している。さらに、最近では幼児教育や保育の無償化も始まり、子どもたちが早い段階から良質の教育を受けられるようになった。

 三つ目の理由は科学技術。戦後、日本は海外の最新技術をひたすら研究し、その後独自の技術を開発してきた。日本の経済をけん引しているのは、まさにこの科学技術、と言える。日本人のノーベル賞受賞者が多いのもこうした取り組みの成果であることは疑いの余地がない。こうした優秀な科学者の育成を日本は重視していることが、国力を発展させる重要な要因になっている。

 記事は結びに、かつて孔子が秦をほめたたえた時に詠んだ詩を引用して日本を形容している。「国は小さいが志が高く、僻地にありながらその行いは公正(国虽小、其志大、処虽僻、行中正)」。

 少子高齢化が加速する日本が、これからも高い国民総生産(GDP)を維持するには、良質な教育と労働力、そして最先端の科学術を磨くことこそが、唯一の選択肢と言えるだろう。(編集担当:時田瑞樹)(イメージ写真提供:123RF)