中国のポータルサイト・百度に24日、「どうして日本には、家から外に出ることができない人がいるのか」とする記事が掲載された。

 記事は、経済発展に成功した先進国で、文化や科学研究でも世界をリードする地位にある日本において、一部の若い世代の間で目標を失い、社会に足を踏み入れることを恐れ、結婚や出産をしたがらず、1人で静かに家の中に籠るという現象が起きていると紹介。「彼らは外の世界を非常に恐れ、家の中で孤独な死を迎えようとも外出したがらないのだ」とし、このような心理状況になる理由について考察している。

 まず、日本社会が若者に対して非常に厳しいとし、日本の企業では今でも終身雇用と年功序列の思想が根強く残っており、中国をはじめとする他国に比べて若者に与えられるチャンスが非常に少ないと説明。若い世代が自分の運命を変えるには、飽くほど存在する日本の階級のしがらみに立ち向かわなければならず、それは「天に登るより難しいことなのだ」と論じた。

 次に、日本の若者が受けるストレスが非常に大きいとの考え方を示し、仕事ができるできないが人生の価値を左右するという思考のもと、チームの中で足を引っ張らないよう必死についてくことが求められ、自身の余暇や趣味が往々にして後回しになってしまうのだと紹介した。

 そして、他人の厳しい目に晒されながら長い時間生活することで、社会から受ける一切の圧力に心が耐えられなくなってしまうと、自ずと気力を失って逃避することを選択し、さらには再び社会に足を踏み出すことを恐れるようになり、家で孤独な毎日を過ごすことを望むに至るのだと伝えている。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)