近年、日本で生活する外国人は増加していて、2019年末における在留外国人の数は約293万人に達し、過去最高となった。法務省によれば、国籍・地域別では中国人の数が最多で、81万人を超えていたが、日本で生活する中国人は日本でどのような発見をするのだろうか。中国メディアの今日頭条はこのほど、日本で生活するようになって初めて知った日本の事情を紹介する記事を掲載した。

 日本と中国は隣り合った国同士であるものの、日本人と中国人の生活習慣には大きな相違がある。それゆえ中国人たちも日本で生活して初めて気が付くことも多いのだという。記事の中国人筆者が挙げた「日本で暮らして初めて知る日本ならではの事情」を紹介すると、まず1つ目は「日本人は人間関係において相手の血液型を重視する」ことだ。

 確かに恋人同士の相性などで血液型を気にする日本人は若年層を中心に多いと言えるが、中国では自分の血液型を知らない人も多く、血液型の相性を気にする人はいない。逆に中国では「生年月日に基づく星座」が重要であり、星座の相性を気にする人は多い。

 続けて2つ目として、日本は「ハンディキャップを負っている人に対して優しい」社会であると紹介。それは、点字ブロックが多くの歩道や施設に設置されていたり、点字で説明が加えられているところも多いことからも分かると論じた。一方、中国では歩道に点字ブロックが設置されていても、ブロック上に電動バイクや車が駐車してあることはありふれた光景となっている。

 また3つ目として、「時間に正確な社会がこの世に存在すること」も日本に来て初めて知ったことだとし、「公共の交通機関が時間どおりに運行されている」と紹介。それゆえ、定刻の20秒前に電車を発車させた会社が謝罪会見を行なったこともあり、到着が遅れた場合には「遅延証明書」を発行してもらえ、遅刻の責任を問われないと伝えた。中国の路線バスには時刻表はなく、始発と最終の時刻のみ決められていて、いつ次のバスが来るか分からないのが普通だ。

 他にも記事は、日本にも中国にも冠婚葬祭の際にお金を渡す習慣があるが、中国では偶数が好まれるが、日本では逆に奇数が好まれるため、注意が必要であることや、日本にも「中国」があり、国としての中国と区別するため日本では「中国地方」と呼ばれていると紹介。こうしたことは日本で暮らして初めて知ることであると同時に、大きな驚きの事実でもあると伝えた。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)