留学や仕事、結婚などで日本に来て定住する中国人は少なくない。中国人にとって日本は理想の移住先の1つになっているようだが、日本にはどんな魅力があるのだろうか。中国メディアの百家号は22日、「日本はそんなに良い国なのか」と題する記事を掲載し、日本にずっと住んでいたいと思う理由を紹介している。

 記事はまず、移民先として日本が良いと言える理由の1つに「文化が中国に近い」ことを挙げた。古代中国から文化を吸収した日本は、今でも建築物や着物、文字などにその名残を見ることができ、中国人がなじみやすいのだという。

 また、「中華系に対する差別がない」とも紹介。平等を謳う欧米だが実際にはアジア人は教育、職場などで差別される現実があると指摘している。この点、日本は「他人を尊重する」社会だと記事は紹介。「よそよそしさがあって距離感を感じる」とはいえ、日本人は他人に迷惑をかけることを「恥」と考えて極力避けるので、中国人としては尊重されていると感じるようだ。

 さらには、近所では外国人にもあいさつをしてくれ、ごみの捨て方などを教えてくれるなど「民度が高い」と指摘。気軽に帰省できる距離の「近さ」や、医療が進んでいて福祉・インフラも整備された先進国の日本は、環境も静かで「定年後移住するのに向いている」と、高齢者にとっても魅力だと伝えている。

 日本に長く住んでいる中国人は、たいてい日本社会に溶け込み、新型コロナの感染拡大があっても帰国しなかった人は多い。それだけ日本の生活は、中国人にとって居心地が良い所になっているようだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)