中国メディアでは日本の教育制度に関して時折取り上げられ、関心の高さがうかがえる。22日の中国メディアの記事では日本の高専(高等専門学校)についての考察が載せられていた。中国メディアは日本の高専を分析し、日本の高専は「中国の高専とぜんぜんちがう」と述べ称賛している。では、どのような点を高く評価しているのだろうか。

 一つ目の点として教育内容のすばらしさを指摘している。高専では、当初機械や電気といった分野を中心とした分野が主だったが、最近では情報処理や電子工学といった最新の科学分野を含む分野も専攻できる。また、大学との共同研究なども行う高専もある。

 二つ目の点として人材育成能力を取り上げている。高専では企業とも積極的に連携して優秀な人材を育成している。しかも、高専ではただ知識を教えるだけでなく、いろいろなことにチャレンジできるよう、人間的にも成長できるようカリキュラムが組まれている。

 さらに、三つ目の点は大学への編入もできる点。高専を卒業しても「準学士」の資格を得られるが、大学への編入もできる。実際、高専卒業後大学へ編入すれば、最短で27歳で博士号を取得できる。

 実のところ、中国で高専とは大学教育より劣っている印象があるようで、大卒者と高専卒者では給与水準も違うようだ。しかし、日本の高専卒業生は大卒者とさほど変わらない。こうした点を踏まえ、高専への留学も一考の価値があると結んでいる。現在、日本の教育機関や大学に中国からの留学が人気だが、今後は高専への留学も一つの選択肢になっていくのかもしれない。(編集担当:時田瑞樹)(イメージ写真提供:123RF)