日本と中国で医療制度は大きく異なるが、中国では入院や手術が必要となる場合、患者の家族は入院費などの費用はもちろんのこと、患者本人の食事や身の回りのサポートなども行わなければならず、その負担は日本よりも非常に大きいものとなる。

 中国メディアの今日頭条は18日、日本で生活する中国人が「日本の病院で入院や手術をした場合、中国とどのような違いがあるのか」を紹介する記事を掲載した。

 日本で生活する中国人の数は少なくないが、記事は中国人の多くは「日本の医療制度が中国と大きく異なることに驚き、その違いを中国で暮らす友人に伝えている」と紹介。たとえば日本は医薬分業化が進んでおり、病院で行われる検査費用も処方される薬代も患者が支払える範囲にあると指摘。また、日本では高額な検査費や治療代を心配する必要がないとし、医療保険によって「本人の支払う検査、治療費は3割負担、また高齢になると2割、1割と減少し、高額療養費制度があるために個人の支払う医療費の上限が定められている」と説明した。

 ほかにも、日本では手術や入院の際に「先に治療が行われ、最後に料金の清算が行われる」と紹介。中国では「医師の判断によって高額な検査や、高価な輸入品の薬による治療が行われる」ことが多く、経済的は不安から病院へ行きたがらない人が多いと紹介したほか、中国では先に高額な検査や手術費用が請求され、全額負担できないために、治療を躊躇する家族も少なくないという状況があることを伝え、「日本と中国では医療制度や環境が大きく異なっている」と指摘した。

 患者の家族に最も大きく影響することとして、中国では入院すると「患者の3食の食事と身の回りの世話は家族が行う」ことになっているので、場合によっては家族が24時間交代で付き添うことが求められる。日本では看護師がある程度の世話をしてくれるため、家族が付き添う必要はないとされる。日本の病院は中国と異なり、患者も家族も安心して治療を受けられるのは間違いないだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)