中国人たちの多くは「日本社会には自律の精神がある」と語るが、中国メディアの今日頭条は21日、日本社会には確かに「あらゆる場所に自律の精神」存在していると紹介する記事を掲載した。

 記事は、日本在住の中国人の多くは「自律の精神」が日本人の日常生活に深く浸透していることに気づくと説明したうえで、日本人の礼儀正しさや精神の強靭さという特徴とも「自律の精神」は密接に関係していると論じた。

 続けて、日本で暮らす期間が長い中国人は知らず知らずのうちに日本社会における「自律の精神の影響を受けてしまう」と指摘し、「横断歩道を渡る時に左右確認をしなくなる」というのもこうした影響の1つであると説明。中国社会と違って、日本では車の運転手は「歩行者優先」という点で自律の精神を発揮しているため「歩行者は左右を確認せずとも横断歩道を安心して渡れる」のだと論じた。

 また「安いモノは品質が悪いというのは真理でないことに気づく」、「商品の質と量を心配しないで買い物できるようになる」という点も、日本社会に存在する「自律の精神」による恩恵であると強調。また、「口喧嘩をしなくなる」、「クラクションを鳴らさなくなる」、「痰を吐き捨てなくなる」など、自分自身にも自律の精神が身につくこともあると論じた。

 さらに「公務員が一般市民にお辞儀をすることは常識だと感じるようになる」、「車が走行していなくても横断歩道の赤信号を待てるようになる」、「混雑している電車では駅に到着したときにまず自分が降りて中の乗客が降りやすいようにしそれから車両内に戻るようになる」といった行動を取るようになるのも、日本社会に存在する「自律」の影響であると紹介。日本社会に存在する自律の精神は優れたマナーの源であることに加えて、非常に大きな影響力もあるという見方を示した。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)